概念変化を起こす4つの条件
概念変化(Conceptual Change)の研究は、理科(科学)教育や認知科学の面から数多く研究されている。
概念変化とはなにか
核となる概念、概念表象および概念表象化(ルールやモデル、理論を含む)における変化(稲垣・波多野,2005)
概念変化を起こす4つの条件(Strike & Posner, 1985)
・dissatisfaction:既存の概念に不満がある
・intelligible:新しい概念は理解できる
・plausible:新しい概念は説得力がある
・fruitful:新しい概念は実り豊かなものである
(既存の概念の変則例を説明できるなど)
【参考文献】
松下佳代. (2017). 科学教育におけるディープ・アクティブラーニング―概念変化の実践と研究に焦点をあてて―. 科学教育研究, 41(2), 77-84.