A Critical Thinking Reed

学んだことのメモ。考えたことの記録。主に心理学。

行動遺伝学

『社会生物学の勝利』より(メモ)

今回読んだ本 社会生物学の勝利―批判者たちはどこで誤ったか 作者: ジョンオルコック,John Alcock,長谷川真理子 出版社/メーカー: 新曜社 発売日: 2004/01 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 35回 この商品を含むブログ (11件) を見る 題名はなかなか偏…

行動遺伝学の倫理

はじめに atsublog.hatenadiary.com このブログの続き。前回は歯切れの悪いところまでしか書けなかったので,今回は別の書籍からもう少し詳しく書いてみたいと思う。 遺伝と環境の心理学―人間行動遺伝学入門 (心理学の世界―専門編) 作者: 安藤寿康 出版社/メ…

行動遺伝学の教科書から学ぶ

はじめに 行動遺伝学入門―動物とヒトの“こころ”の科学 作者: 小出剛,山元大輔 出版社/メーカー: 裳華房 発売日: 2011/11/01 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 29回 この商品を含むブログを見る 最近は行動遺伝学の倫理問題に目を向けているわけだが,行…

行動遺伝学の意義を考える

今回読んだ本 遺伝子の不都合な真実―すべての能力は遺伝である (ちくま新書) 作者: 安藤寿康 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2012/07/01 メディア: 新書 クリック: 19回 この商品を含むブログ (34件) を見る ヒュームの法則 「である」を問題にする事実…

行動遺伝学について考える

今回読んだ本 遺伝子の不都合な真実―すべての能力は遺伝である (ちくま新書) 作者: 安藤寿康 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2012/07/01 メディア: 新書 クリック: 19回 この商品を含むブログ (34件) を見る 行動遺伝学者の安藤寿康氏の書籍である。タイ…

知能と遺伝をめぐるおはなし

前回の記事(→遺伝をタブー視する社会の中で - A Critical Thinking Reed) 言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書) 作者: 橘玲 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2016/04/15 メディア: 新書 この商品を含むブログ (27件) を見る 親の収入と子どもの学…

遺伝をタブー視する社会の中で

多くの書評が出ている橘玲氏の「言ってはいけない 残酷すぎる真実」(新潮新書)。先日読了した。読んだきっかけとメモを書き残しておきたい。 言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書) 作者: 橘玲 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2016/04/15 メディア…